南米バイクツーリング旅行記

 

 

そして次の日、天気も快晴!
管理人でもあり同じライダーでもあるヨシさんと奥さんのゆうこさん、ノリさん、タカくんイイザカくんに見送られカラファテに来て13日目、とうとう次の目的地バリローチェへと向かうこととなったのである(結構長くいたわ笑)

 

とは言え、出発したのが外が寒くダラダラしてお昼過ぎになってしまった為、あまり距離を延せそうにない。

 

ちなみにこれから通る道はRUTA40と言う国道なのであるが、国道のクセに道が悪い事でライダー、チャリダー間では有名である。さらにその距離が800km以上と半端なく長いから溜まらない。

 

まず、カラファテを出て200kmほど離れた所にある街treslagosまではアスファルトで快適であったが、そこからとうとうダートロードに入る。

 

とは言え、ダート自体は65km/h 出せる程度なのであるが、めちゃめちゃ厄介なのがパタゴニアの風が真横から強烈に吹いて来て、バイクが斜めになるので面倒くさい。
道自体はジャリ道が殆どであり、 車が通った後の轍を走っていれば特に問題は無いのだが、強風が吹いて少しでもタイヤがジャリの部分にズレると簡単にバイクは滑る。 もう面倒くさいったらありゃしない!!

 

そのうち、夕方になり 正面に太陽が来た為まぶしくなって
一瞬前が見えなくなったと思ったら深くて硬い土 の轍にハマって思いっきりコケた!

 

 

低速だったからまだ良いが右足がバイクに挾まって抜け出せず、結構焦ったが何とか脱出。

 

冷汗かいてしまった。普段こんなことでビビったりしないが、実はこの日
6時間程走って1台も車とすれ違っていないのである。

 

要するに地元の人も避けて通る道なのだ。最短で北に抜ける道の筈なのに誰もが300kmも迂回して回り道をする。

 

こんな所で大怪我したらいつ誰がオレを発見してくれるのか・・・そう考えたらぞっとした。

 

なかなか気の抜けない道ある。そこから先も同じ樣な轍が所どころあり、
気をつけながら走っていたらあまり距離を伸ばせず、Lago cardialという湖の草むら で野宿。

 

南米バイク旅行記 R40(ルータ・クワレンタ) R40 南米

 

2日目の 朝、道路標識に書いてある次の町までの距離を見て思ったが、
よく考えたらウシュアイアでチャリダーのgoonai君に教えてもらった ガススタ のある町までガソリンがもたないのである。

 

大体RUTA40には町らしい町は殆どない。
こんな道を国道にすんじゃねーーーーーーー !!

 

いつかアスファルトの道路になってくれる事をただただ祈るばかりである(10年くらいかかると思うが)

 

 

 

とりあえず、次の街(家2、3軒?)tamel aike まで行ってみてガソリンを持っている人にもらおうと思い走っていると、
後ろからトラックが来たので引き止めて聞いてみると

 

『ガソリン?150km先まで行かないと無いぞ』という答え.

 

それじゃバイク止まっちゃうじゃん!

 

すると続けて
『ココから70kmくらい行った所にでかい街があるからそこならガソリンある』
と言ってその方向を指さした。
そこは今朝地図を見ていて行こうかどうか迷った所だ。

 

地図に飛行場のマークが付いていたので , 飛行場がある位なら少しは期待ができるかも知れないと思ったが、確信が無かった為やめたのだ。

 

やっぱりそうだったのか。まあ、失敗したが仕方ない。

 

 

70km程距離的には戻る形になってしまったが、仕方無く行く事にする。

 

その町に行く道はRUTA40 に比べて比較的 ちゃんと舗装されており、1時間位で町まで辿り着いてしまった。

 

街自体はなかなか多きく、店もホテルもガススタもある、ちゃんとした街だった。始めからいっときゃよかった!と思ったがもう、結果論でしかない。

 

気を取り直して来た道を走り、RUTA40に戻って来た時には既に16:30になってしまったのでもうあまり先に進めそうにない。暗くなってからテントを張るのは面倒なので 、1時間程走った後明るい内に誰も住んでいない廃墟後に テントを張らせてもらい野宿。

 

それにしても風の音以外何の音もしない。

 

南米バイク旅行記 R40(ルータ・クワレンタ) R40 南米
3日目、Bajo calacolosの町でガソリン を給油。やっと安心して走る事ができると思ったら、
ここに来て山超えをしなくては行けない所が連続し、なかなか距離を稼げず。夕方までノロノロ運転だったが、今日宿泊予定の街ペリトモレロ手前50kmでアスファルトの道になり17:00には町に到着。3日振りにホテルに泊まろうかと思ったが、
1泊20ドルと思いの他高く、結局ガススタにて野宿 。

 

しかしここはちゃんとした町なので酒なども買え、3日振りにビールを飲んだ。
ああ、うめー !

 

 

 

4日目、こ の日は『釣りの日』にしようと思いこの街にある湖Lago buenos airesに行こうとして朝テントから出たら、なんか無茶苦茶雲行きが怪しい。今にも雨が降りそうな感じだ。どうやら釣りどころでは無いらしい。

 

街を出て10km程で道はまたダートになり、ああまたか!と思うがもうこうなりゃヤケである。しばらくガタガタ走っていると、予想どうり雨はシトシト降ってきた。

 

と言っても降ったり降らなかったりなのでまだ良いがどうやら天気は回復しそうにない。130kmほど走ったRio mayoという小さな町でガソリン補給。

 

そしてここの街を出て、すぐ道路はアスファルトに変わった。
そしてここで本当にダート道は終わったのである。

 

 

いやったああああアアアアーーーー!!!!

 

 

 

 

と, 走りきった達成感に浸っていようと思ったが、浸ってたら雨が強く降ってきてずぶ濡れになり , 結局 すぐに走り出す。

 

するとRUTA20という国道と の合流点 の手前にいかにも良さげな川を発見!!
ソコソコの流れで水も澄んでるし、深みもあるしでオレがそこで止まらない訳は無かった。

 

何投か投げると1発カツンと当たるが掛かるまでに至らず。

 

20分位投げて 次のポイントに移動しようとしたら、更に雨は激しく降って来た。

 

仕方なく釣りをやめ『畜生、覚えてやがれ!!』と捨てゼリフを吐いて川を離れたのであった。

 

雨はどんどん強くなっていくが、雨雲のはるか向こうに晴れ間が見える。
とにかくそこを目指して行くしかない。
ずっと我慢して走っていたらいつの間にか雨雲を抜けて、夕方綺麗な夕日を見る事ができた。

 

gobernador costaという街に入り、南米で初めてキャンプ場にて宿泊。

 

4日振りに熱いシャワーを浴びてとっても幸せな気分であった。

 

 

 

5 日目、昨晩寝ている内にかなり雨が降った。
幸い屋根がある所にテントを張ったので問題は無かったが、朝、空はまだ厚い雲で覆われていた。とりあえず出発。
あと400km位でバリローチェに着くので一気に行ってしまおうとも思ったが、急ぐ理由が何もない。

 

着いたにしてもどうせ暗くなってだろう から手前で野宿でもいいや位の気持ちである。しかし、バリローチェに近づくにつれ景色が目に見えて綺麗になっていく。

 

バリローチェは『南米のスイス』と呼ばれているが、ある旅行者が
『だったらスイスに行った方がイイじゃん』といって否定していた。

 

しかし、それはこの景色を見てから言って欲しい!!『スイス』というのは例えなのだからわざわざ比較する必要は全くない。オレは逆にこれを見てスイスに行きたくなった。

 

途中、雲の上も通過する所などもあったり、ジブリ映画に出てくる様 な景色を連想させる所があったりする。

 

本当に『素晴らしい』の一言に尽きる。

 

その素晴らしい所で夕方素晴らしい川を見つけてしまった!!

 

バリローチェ手前80km。

 

どうやら今日の走行は ここまでの様だ。

 

早速スプーンを流すとすぐに40cmの ブラウントラウトというマスを釣り上げ、夜はel foyolという 小さな村でテント泊。
ここから眺めた星空はオレが生まれて今まで見た中のどれよりも最高に美しかった。

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